ものは何でも大事にすべき?

善し悪しの判断ではなく…

ものを大事にする事は、特に日本人は、重んじている傾向にあるような気がしますが、特に貧しさを経験した事のある世代によっても違いがあるようにも思います。

ですが、日進月歩で技術が進み、現代の社会経済のベースとなってしまっているので、生産と消費の繰り返しでどうにかお金の価値が成立しているような状況になっている気がしなくありません。

特に、家電に関しては、こうした技術革新が毎年のように起こっている分野だと思いますが、20年前の冷蔵庫と新発売の冷蔵庫とでは、その冷却効率も異なり、電力の消費量も大きく差が出ます。

そうなると、ものによっては、長く大事にしているから良いとは限らないと思えます。

例えば、巧妙な細工が施された木工製品や絵画などなら、末永く大事にする事に意味が有ると思いますが、テクノロジーとしての技術によって成立している多くの家電などは、技術が頭打ちする位までは、古くなり不便を感じるようになってきたら買い換えるのも悪い事ではないと思います。

ですが、機械と言っても工業機械や工具などに関しては、何らかの作業を効率化する事に特化した動きのみなだったり、古い方が鉄などの材料も安く多く手に入り、実は頑丈なものが多いなんて事もあったりします。

今は、あらゆる面がコスト管理されているので、機械も最低限の鉄板の薄さにされていて結果的に丈夫さが失われていたり、より安く請け負ってくれる工場で作っている関係上、どうしても一定数の不良品が踏まれるというのも良くある事です。

そういう面を考慮すると、新しいから良いとも言い切れませんが、その辺も含めて、ものによる違いを理解して大事にすべきかどうかを判断する事も重要なのかもしれません。